デンタルフロスを使いましょう|おかだ歯科クリニック|木津川市にある歯医者

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医療コラム

デンタルフロスを使いましょう|おかだ歯科クリニック|木津川市にある歯医者

デンタルフロスを使いましょう

皆さんこんにちは!
京都府木津川市兜台のおかだ歯科クリニックです。
これから梅雨がやってきますね〜。
湿気で髪の毛や洗濯物が心配で、少し憂鬱な事もありますが…
あじさいがとてもキレイで可愛くて、気持ちを和ませてくれる季節でもあります。

さて今回は歯磨きの補助的道具、デンタルフロスについてのお話です(^^)

毎日欠かさず歯ブラシをしているのに、なぜ虫歯になったり歯ぐきが腫れたりするのでしょうか?

原因は歯ブラシでは取れない汚れ。
つまり歯と歯の間や歯ぐきとの境目に汚れが残ってしまっているからです。

その部分の汚れをしっかり取らないといくら歯ブラシを頑張っていてもキレイになりません。
そこで歯ブラシだけでなく、補助的な道具を使って少しでも汚れを落としていいましょう。

まずはデンタルフロスのメリットについて

①歯垢除去に効果的
歯ブラシのみでの歯垢除去率は約6割といわれています。どれだけ丁寧に磨いても、約4割もの歯垢が残ったままになってしまうのです。
しかし、フロスを併用した場合、歯垢除去率は約8割になると言われています。

② 虫歯や歯周病の予防につながる
歯垢をきちんと除去することで、虫歯や歯周病のリスクを下げることが出来ます。
それは先程お話ししたように、フロスは歯ブラシで磨くことのできない歯と歯の間を磨くことが出来るからです。

③口臭予防や口臭改善の効果が期待できる
歯垢は口臭の原因でもあります。
使用したフロスから異臭がしたら、口臭が発生している可能性があります。

④ お口の中のトラブルを早期に発見できる
デンタルフロスを使って、繊維がバサバサしたり引っかかる感じがしたら詰め物やかぶせ物に不具合が出ていたり、虫歯になっている可能性があります。
また、出血してきた場合には歯肉炎や歯周病の可能性があります。

次はフロスの種類と使い方です。

☆ワックス付き→歯と歯の間に入れると滑りやすく、使いやすい。
☆ワックスなし→汚れの除去率が高い。

☆ホルダー付き→Y型・F型の2種類。
Y型:奥歯が磨きやすい。
F型:前歯が磨きやすい。
☆ホルダーなし(指巻きタイプ)→引っかかっても横からスルッと抜ける。

⚫︎前後に少しずつ揺らしながら入れる。勢いよく入れると歯ぐきをキズつけてしまいます。
⚫︎ただ入れるだけでなく、歯にしっかりと添わせる事が重要です

この2点を守れば、歯と歯の間の汚れは落とせます。文字ではなかなか分かりにくいと思いますので、来院された時に歯科衛生士にお聞きくださいね。

最後にデンタルフロスを使うタイミングについてです

デンタルフロスを使うタイミングに決まりはありません。
しかし、最近ではデンタルフロスは歯磨き前に行うことで、歯垢除去が効率的に行えるといわれています。

歯磨きが終わった後に歯垢を掻き出してしまうと、せっかくキレイになったお口の中に歯垢が残りやすくなります。
取り除いても他の歯に付着してしまったら、もったいないですよね

また、先に歯垢を除去してから歯磨きを行うことで、歯ブラシにつけた歯磨き粉の有効成分を歯間部に届けることができます。

歯磨き粉の効果を高めるためにも、歯磨き前のデンタルフロスがおすすめなのです。

歯を守れるのは自分自身と定期的な検診です!
皆さんのご来院をお待ちしております!

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